ボストンに来て最近よく観る番組は「30DAYS」
番組の内容は30日間今までに経験したことのない生活を体験しそれをドキュメントで流すとゆうもの。例えばキリスト教を強く信仰している男性がイスラム教を強く信仰している家族と生活する、とか違法移民を取り締まる自警団のメンバーの男性がメキシコからの違法移民の家族と一緒に30日間生活を共にするといった感じ。
今まで常識だと思っていたことが覆されたり、正しいと思っていたことが非難されたり....と慣れ親しんだライフスタイルとは180度違う考え方や境遇に居る人達との生活に、参加者は戸惑い悩み激怒するんです。でもそれが不思議なことに20日を過ぎる頃からお互いに理解し始め、お互いの考えを認めるようになります。こんな考え方や生活もあるのか...って感じで。
この番組を見てるとショーンの発した一言をいつも思い出すんです。
『I have to make myself heard otherwise I will be ignored.』
[意見をはっきり言わないと周りから放っておかれるんだ。]
先日ショーンの通うフォトスクールの授業を見せてもっらたんです。その日は「モデル撮影」とゆうレッスンでボストン美術館で授業が行われました。5人ずつのグループに分かれて撮影場所を探しました。ショーンのグループは美術館の一角にある日本庭園で撮影することになり、モデルが庭に立ちます。
みんな良い写真を撮りたいのは当然ですし、みなそれぞれに個性も感性も違う。結局みんなの強い自己主張合戦が始まるんですね。ストロボの角度が違うと思うわよ!とか私が言ってる通りにライトメーターの数字を変えて!など文章の語尾に協調性が欠けてるんですね。
自己主張があまり好まれない日本で生活していると、ビックリしてしまう光景です。
こうゆう経験ってやはりその国や地域に行かないと体験できないことなんですよね。
実際に自分の目で見て、耳で聞いてビックリして吸収して...30DAYSの参加者みたいに。
異文化体験をしたからって人生が変わるかと言えば、「No」かもしれませんが、自分の今いる環境から少し飛び出して「こんな世界もあるんだ〜」って肌で感じることで、視野が広がり自分のライフスタイルに変化をもたらすことは間違いないと思います!
自己主張合戦を見てショーンの一言を聞いて、アメリカのビジネススタイルを肌で感じることができた一日でした。
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