2010/06/29

ボストンのT



写真が通称「T」。
こんな感じで使う。

A:[How are you going to get to the movie theater?]
B:[I'm going to take the T.]

ボストンでは「地下鉄に乗る」という表現の変わりに
「Tに乗る」と言うんですね〜。

ボストンの公共交通機関は下のリンクで全てチェックできるので
気になる人はどうぞ。
http://www.mbta.com/

さてさて私たちの住まいベルモント市の最寄りのTはRedline。
なぜ[red -赤-] かと言うとハーバード大学のスクールカラーが
「Crimson -エンジ色-」だかららしい。

Redlineの各駅にはたいていストリートミュージシャンならぬ
プラットフォームミュージシャンが必ず演奏しています。
(公共の場で演奏してる人達のことを英語では「Busker」って言います)
クラッシック、ジャズ、ロック、フォーク、ラテン音楽などなど
プロ顔負けの音楽をエンジョイできるんです。

ある日、駅でTを待っていたら「上を向いて歩こう」が日本語で
聞こえてきてビックリ!(笑)
日本人のミュージシャンも頑張っていて、
思わず私も口ずさんでみました。

ハーバードスクエア駅からTに乗ってボストン市内まで10分。
Redlineはハーバド大学やMITを通過するからなのか、電車の中は
活気があるように思います。ぐるっと見回してみても
スーツを着たビジネスマンを見ることはあまりないんです。
日本の地下鉄ってビジネススーツの乗客が大半ですよね?
そしてもう一つ日本と違うのはファッション雑誌やスポーツ新聞、
週刊誌を読んでいる人を見たことがない!(ホントに1度もないです!)
ボストンのT乗客者は
1、I-Phoneのスクリーンを覗き込んで音楽を聴くか何かをしている。
2、書類や文献に目を通している。小説や新聞を読んでいる。
3、小説や新聞を読んでいる。
4、観光客はガイドブックと地図を片手にニコニコしている。
5、RedsoxのT-シャツを着ている。

1が大半で2から下へ順番によく見るT乗客者です。

ハーバードスクエアからセントラルスクエア駅へ。
ココは夜になると賑わうエリア。
この駅では黒人の男の子達が乗り込んできて車内で音楽に合わせて
バック転などのダンスパフォーマンスを見せてくれることも。
そしてMIT駅へ。ココを通ると自分も頭脳明晰になったような気分に(笑)
MIT駅を過ぎるとTは地上に出ます。チャールズリバーを渡るのですが、
ココからの景色はホントにステキなんですね。
ボストンダウンタウンが一望できて、眼下のチャールズリバーでは
練習に励むレガッタチーム、真っ白なヨット、セーリングボートのレッスンなどを
眺めることができます。

電車の中はアジア系、アフリカ系、ラテン系、ヨーロピアン系など
チャンプル-になり、フランス語やスペイン語以外にも
それ何語?!っていうような不思議な音も聞こえてきたりします。

Redline以外にもブルーやオレンジ、グリーン、シルーバーラインなどありますが
私はまだブルーに乗ったことがないんです。
ボストンとその近郊は、見るところが沢山ありすぎて
ブルーまでまだ手が届かないと言ったところです。

今度のブログは「Shaw's」です。

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